用語解説

【パラレルライフメソッド】の独自の用語や、一般に使われていても、【パラレルライフメソッド】では多少違う意味で使用している言葉の解説です。まだまだ作成途中ですので、今後どんどん内容を更新していく予定です。

カルマ

カルマ(Karma、Karman)とは、サンスクリット(梵)語で、業(ごう)という意味です。業を大辞林で引いてみると、以下の意味です。

(1)〔仏〕〔梵 tokarma〕身体・言語・心による人間の働き・行為。行為は必ずその結果をもたらし、また現在の事態は必ずそれを生む行為を過去に持っているとする思想は、インド思想に広く見られる。カルマ。羯磨(かつま)。
(2)人が担っている運命や制約。主に悪運をいう。「―が深い」

パラレルライフでは、前世に身に付けてしまった悪い癖、背負ってしまった重い荷物、いわば前世でのトラウマをカルマと言っています。
例えば、いつも同じようなパターンで、同じようなタイプの男性にひっかかって、幸せになれない女性がいるとします。周りから見ると、そういうタイプの男性では不幸になるのが目に見えているし、いい加減に学習すればいいのにと思いますが、まるで自ら不幸を求めているかのように、性懲りもなくまた同じことを繰り返すわけです。こういう場合、自分の父親がそういうタイプの男性で、幼少期に心の傷、トラウマを受けており、それによって同じ行動パターンを繰り返すことが多いのです。カルマとは、今の人生ではなく、前世で受けたり作ったりした、このようなトラウマと言えます。それが原因で今の人生に特に原因が見当たらないのに、自分を不幸にする行動パターンを繰り返してしまうのです。
また、夫が浮気を繰り返し、苦しめられている女性がいるとします。その場合、前世で浮気を繰り返し、妻を苦しめた男性だったりします。前世人を苦しめた行為を、自分が受けるという、因果応報のカルマのパターンもあります。
その原因となった出来事を本人が思い出すことによって、トラウマは解消されてゆきます。カルマも、それを負った前世をリーディングすることによって解消します。パラレルライフの前世リーディングは、カルマの解消が目的です。だいたいカルマを負った人生は、ひどい人生の場合が多いので、パラレルライフでの過去リーディングでは、ひどい人生が出てくることがほとんどです。

チャクラ

チャクラ [梵 cakra] 〔輪の意〕ヨーガの身体観で、会陰部から頭頂部までの各所に存在する、エネルギーの集結部。諸説あるが普通六か所とする。(大辞林より)

辞書では6箇所とありますが、パラレルライフでは、頭頂部のチャクラを第7のチャクラ(クラウンチャクラ)とする、人体に7つのチャクラがあると認識しています。さらに、チャクラは人体にある7つのチャクラにとどまらず、無限にあるというのがパラレルライフの特徴です。

パラレルライフメソッドのベーシックコースは、第7のチャクラ(クラウンチャクラ)を開くためのものです。天命を実践するためには、第7のチャクラまで開くことが必要だからです。アドバンスドコースは、その上位のチャクラを開けるためのものです。

1. 第7までのチャクラ

現在チャクラについての説明は一般的になりつつありますが、パラレルライフの認識も、7までは通常のチャクラについての認識と同じです。

チャクラ番号 場所 役割 段階
第7チャクラ
(クラウン チャクラ)
白色 頭上部 天命 霊的段階
第6チャクラ
(ブラウ チャクラ)
藍色 眉間 超感覚 霊的段階
第5チャクラ
(スロート チャクラ)
青色 自己表現 霊的檀家
第4チャクラ
(ハート チャクラ)
緑色 アストラスト(かけはし)段階
第3チャクラ
(ソーラー プレクサス チャクラ)
黄色 みぞおち 肉体の浄化 肉体的段階
第2チャクラ
(セイクラル チャクラ)
橙色 へその下 潜在能力 肉体的段階
第1チャクラ
(ルート チャクラ)
赤色 性器 生命力 肉体的段階

チャクラとは、サンスクリット語で輪、車輪という意味です。正常なチャクラは、右まわり(時計回り)で回転しています。【パラレルライフメソッド】では、フーチによってチャクラの状態をチェックします。人によって状態は様々ですが、何もしないで通常の生活を送っている状態では、ほとんどチャクラは開いていない人のほうが多いようです。ベーシックコースで、全部のチャクラを活性化してゆき、アドバンスドコースでさらに上のチャクラの活性化を目指してゆきます。

第7より上のチャクラ

現在、チャクラは7か8までというのが、一般的な定説ですが、【パラレルライフメソッド】では、チャクラはそれ以上、それも100や200の単位ではなく、無限にあるという認識をしています(この認識についての解説・経緯は、著作「あなたを幸せにする前世療法」に載っていますのでご参照ください)。

私達の魂は形態を変えながら、はるかな昔から存在しています。時期により、どのような形態であったかが違います。30万年ぐらい以前は神として、10億年以前は星として、500年億年以前(ビックバン以前)は魂として存在していたのです。そして今、人として存在する私達が、それぞれの天命を持っているように、その時々でそれぞれの使命を持っていました。

ベーシックコースで天命を知り、第7のチャクラを開くと、潜在能力を発揮できるようになります。上位のチャクラが開き、それぞれの天命(使命)を知ると、より自分の深い記憶を思い出すことになるので、より潜在能力を発揮できるようになります。

チャクラ番号 役割 段階 天命の例
第7~9チャクラ 人としての役割 天命
第10~89チャクラ 神としての使命 神意識 「私は地球のあらゆる病気を取り除きます。」(赤い竜神)
第90~499チャクラ 自己表現 霊的檀家 「私は宇宙に燦然と輝きます」
「私は宇宙に存在するすべての生命に光ある命を与えます」
「私は宇宙に存在するすべての生命の源です」
第500以上のチャクラ アストラスト
(かけはし)段階
「私はすべての魂と調和し、愛の光を放ちます」

これら上位チャクラを開くのは、ベーシックコースを終了後、アドバンスドコースで行っています。

天命

(1)生まれた時から定まっている運命。宿命。
(2)天から授けられた寿命。天寿。
(3)天の命令。天から与えられた使命。 
「人事を尽くして―を待つ」(大辞林より)
 
パラレルライフでは、私たちが生まれる前に、今度の人生で地球のために何を為すのか、自分自身で決めてきた大きな使命・役割のことを、天命と言っています。辞書の意味の(3)に近い意味ですが、人やその他の存在によって決められたものではなく、あなた自身が決めてきたものなのです。そして誰もが、地球のために重要な役割を持っており、かけがえのない存在なのです。
 
天命は人によって、1~8個ぐらいまであります。今まで天命を出した人の中で、最小で1個、最大で20個でした。
 
さて、天命は具体的にはどんなものなのでしょうか。体験者の中から、例を挙げてみましょう。
 
「私は私の祈りによって、地球のすべての人々の心にある悲しみを癒します。」
「私は私の歌によって病んだ地球を癒し、人々の魂に平安をもたらします。」
「私はすべての人々に才能を開き、宇宙に調和をもたらします。」
「私は宇宙を照らす光となり、人々の才能を開きます。」
「私は私の手によって子ども達の才能を開き21世紀の地球に愛と調和をもたらします。」
「私はすべての人々の夢を育む希望の星となります。」
 
はっきり言って、どうやってそれを実現すればいいかもわからないような、とほうもない内容です。とてもこんなことはできないと思ってしまうでしょうが、あまり大げさに考えず、想念として思えばよいのです。そして、普段の毎日の生活の中で、これらの天命を心にいだいていればいいのです。天命に沿った行動をした時、人生がスムーズに流れて行くのが実感できるでしょう。
 
【パラレルライフメソッド】では、天命はベーシックコースでお知らせします。もともと武茂千恵子の天命が「人々に天命を知らせる」ということであり、現在のパラレルライフはこれから始まり、発展していったものです。しかし、ただ上記の例のような言葉で天命をお伝えしても、心と体の用意が受け取る側にできていなければ、たいそうな言葉として素通りするだけです。天命を受け取るためには、1から第6までのチャクラの準備ができていることが必要です。ベーシックコースとは、これらのチャクラを開くのを阻害しているいろんな要因を取り除き、第6までのチャクラの準備を整え、聖地で天命を祈ることによって、第7のチャクラを開いて、天命を受け取ることに他ならないのです。
 
天命を知らずして生きることは、目的を知らずして船出するものとは中村天風の言葉ですが、天命を知り潜在能力が開いたとしたら、砂漠に緑が甦る様な素晴らしい世界が有るだろうと確信しています。

聖地

パラレルライフでの聖地とは、第7以上のチャクラを開くための、エネルギースポットのことです。人によって、数も場所も全く違います。聖地の数がいくつかは、ベーシックコースのオープンセッションで分かります。今まで体験した方たちの中で、一番少ない人で11個、一番多い人で9999個でした。
では、聖地はいったいどういったところなのでしょうか。今までの聖地から例を挙げてみましょう。

  • 伊勢神宮
  • 富士山
  • 沖縄の聖地(例: 久高島、玉城城址)
  • シナイ山
  • ヒマラヤ
  • 泰山
  • キラウエア火山
  • オリンポス
  • 星(例: 射手座α星 ルクバト) など

山や高地、世界中の宗教上の聖地、海、星となんでもありです。
 
そこに行くと、チャクラは開きます。パラレルライフメソッドでは、実際に自分の聖地に行って、第7以上のチャクラを次々に開いてゆきました。自分の聖地に行ってまぶたを閉じると、赤い色が見えたり、銀粉が降ったという体験をする人がいます。これは悪い意味ではなく、「ようこそきました」というような祝福の意味です。
 
しかし、そのためだけに世界中の聖地を巡ることは経済的に難しいですし、ましてや聖地が星では、実際に行くことは不可能です。パラレルライフでは、直接聖地には行かず、自分の家で、「私は“ ~ ”にいます」と祈ることで同じ効果があります。
 
実際には、ベージックコースの最後の段階(第6までのチャクラが開き、第7にチャクラを開く準備ができた状態)で、天命のセッションを受けます。ここで、あなたの聖地が全部出され(聖地の数が多い人は複数回このセッションを受ける必要があります)、さらにあなたの天命と、焚く線香の本数、お祈りの方角や時間、一日のお祈りで何個の聖地をとなえるかなどの指示が出されます。その指示に従って線香をともし、手を合わせて、「私は今“聖地”にいます。“あなたの天命”(例:「私は今、久高島にいます。」「私はすべての人々の魂を浄化し、宇宙に完全なる調和をもたらします。」「私は宇宙のメッセージを人々に伝え、子どもの才能を開く場を作ります。」)と唱えます。
 
これを自分の聖地分行うことによって、第7から第99チャクラを開いてゆきます。

パラレルライフメソッドでは、メッセージをくれたり(例:「沖縄の人々を、挫折から救いなさい」)、守護神であったりと、神も何かと出てきます。アマテラス、ゼウス、アスクレピオス(ギリシア神話の医術の神。癒しの仕事をしている人につくことが多い)、ケツァルコアトルなど、ありとあらゆる宗教の神が入り混じっています。神といっても、絶対唯一神というわけではなく、人間よりは力のある先人という感じの存在であり、人間の手助けをしてくれます。

守護神

パラレルライフメソッドでは、天命のセッションで、各個人の守護神をお知らせします。
守護神は、いってみればコーチのようなものです。その時にもっている天命や役割によって、それに的した能力を持つ神が一番強く働く守護神となります。その役割が終わって、また次の役割がでれば、一番強く働く守護神も変わるのです。